「火災保険で家の修繕を只でできますよ」「被害の状況をみて代わりに保険を申請しますよ」などの火災保険の給付金詐欺があることをご存じでしょうか。火災保険の申請サポート業者には好ましくない業者も少なくありません。
今回は火災保険の給付詐欺について詳しくまとめてみました。
- 火災保険の給付金詐欺とはどのようなものなのか
- 給付金詐欺にはどのような手口があるのか
- 怪しい業者をみわけるにはどうしたらよいのか
などを詳しく調べてみました。
内容を簡単確認
近年火災保険の給付金詐欺が増えているのをご存知ですか?
近年、火災保険の給付金詐欺が増えていることをご存じでしょうか?火災保険の給付金詐欺とは訪問や電話などで営業をかけて、火災保険の申請サポート業者を名乗ります。そして、家の調査を装って家の一部を故意に壊し不正に保険金を請求するなどの手法で、保険会社からお金を引き出そうとするものです。
そもそも、火災保険の申請は契約者本人が申請しなければならないとされていますが、保険金申請サポートして、住宅の修繕費用を保障する保険金の申請をサポートを行ったりすることもあります。これらは火災保険申請サポート業者と呼ばれ、あくまでも申請のサポートをし、申請は契約者様が行うので違法とならないのです。
もちろんこれらの業者のすべてが怪しい業者ではありません。
- 現地調査
- 保険金申請のための書類の作成のサポート
- 被害箇所の請求漏れの防止
などの、面倒な保険の申請作業の調査や書類の作成など申請に対する助言をしてくれるなどメリットもあります。しかし、なかには好ましくない業者があることも事実です。
事前の説明がなかったり、申請サポート費用として高額の手数料を請求されてしまったりすることもあります。
また、保険金がまったく下りなかった例もあるようです。サポート会社と契約をする前にサポート業務の内容をしっかりと確認する必要があるでしょう。
どんな詐欺がある?火災保険の給付金詐欺事例
火災保険の申請に関するトラブルは次のようなものがあります。
火災保険金の請求サポート費用のトラブル
保険金請求のサポートとして手数料を請求する手法です。この場合の手数料は保険金の3割りから4割になるようです。
契約解除時の違約金等の不正請求トラブル
契約者が施工前に解約の申し入れをし契約を解除した場合に、違法に高額の違約金を求める手法になります。
火災保険の虚偽申告トラブル
契約者が見ていない所で故意に建物を壊すなどして、虚偽の保険申告をする行為になります。この行為は悪質な保険金詐欺といえます。
無料点検の契約トラブル
電話やチラシ、訪問などで勧誘しキャンペーンなどを語り契約をせまります。その後解約の申し入れなどをした場合に保険金の何割かを請求されてしまうなどの手法です。
このような事例にあわないために、勧誘があってもすぐに契約をしないことが重要となります。
詐欺事例① 「火災保険で修繕できる!」と謳う勧誘
実際にあった詐欺の例をご紹介します。お宅に電話や突然の訪問で「火災保険を使えば無料で住宅を修理できます」「お家の被害の診断から保険請求までサポートします」などという、住宅点検業者やコンサルタント会社が訪ねてくることがあったら注意が必要です。
このような業者は無料やポイントサービスを語り、言葉巧みに契約をせまる悪質な業者です。契約後に高額な手数料や違約金を支払わなければならなくなる、などのトラブルが多数発生しています。「無料で家の修理できます」など甘い言葉には裏があると思い注意しましょう。
詐欺事例② 突然訪問して劣化を指摘し不安を煽る
突然訪問をしてきて、板金が飛んでしまっています、屋根がズレてしまっている、など不安をあおり屋根の点検をせまります。信用してしまい屋根の点検をしてしまうと、早く直さないと大変なことになってしまうなど大げさに言葉巧みに工事の契約をせまられてしまいます。
もちろん、すべての業者が悪質な業者ではありませんが、すぐに点検をしてもらうのではなく、きちんとした会社なのかを調べてからでも遅くはありません。名刺などをもらうなどして調査しましょう。
詐欺事例③ 高額な違約金を請求される
高額な違約金を請求されてしまうケースもあります。火災保険を申請するための見積をしてもらっていましたが、保険金の申請が通らなかった、思ったよりも保険金がおりない、このような場合は工事をキャンセルすることもあると思います。
しかし、工事を断ると高額な違約金を請求されてしまうことがあるのです。このような事態を回避するためには、キャンセルしたときの条件など契約内容を事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
火災保険の給付金詐欺業者の見分け方!
火災保険の申請は加入している保険会社に届を出すだけで終わりだと思っていませんか?実は火災保険の手続きは難しく、サポートがないと納得できる保証金を受け取ることが難しいのです。そして火災保険の申請のサポートを受けることは違法にはなりません。
火災保険申請サポートは正しい業者を利用すればとても頼りになる存在です。そのためには悪徳業者を見分け、適切な業者をさがさなければなりません。次のような業者は悪徳業者の可能性があります。
- ホームページを探しても出てこない業者、ホームページはあるが業務内容が明確でなく何をしているのかわからないなどの業者は、会社の実態がよくわからないので怪しいといえます。
- 名刺をわたさない、契約書をかわさないで工事を進めていく業者は万が一トラブルがあっても連絡がとれないなど、対応してもらえない可能性が大きいです
- 根拠のない話をする、都合のよい極端に偏った話をしてくる業者や、何をいっているのかわからない?なに言っているの?と思う業者は契約のために都合のよい話をしていると思って下さい。
いずれにしても、あやしいと思ったり、おかしいなと感じた時にはその場での契約は避けて後日にしてもらいましょう。そして業者について調べてみるなどして、ゆっくりと検討をしましょう。
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火災保険の申請詐欺などについてまとめてみました。
- 火災保険の申請は個人で行うには複雑で難しいものなので、個人で行うのは大変な作業になります。サポート業者を利用することをおすすめします。
- 好ましくないサポート業者を利用してしまうと、高額の違約金の請求や高い手数料を請求されたりしてしまうこともあります。
- 怪しいサポート業者に依頼してしまわないように、その場での契約は避け、もう一度しっかりと検討しましょう
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