火災保険申請の必要書類とは? 失敗例と詐欺トラブル事例について

火災保険のよくある失敗例

火災保険の申請方法はご存じでしょうか?

火災保険の申請はさまざまな書類を用意しなくてはならず、複雑で時間がかかる難しい手続きだと言われています。いざ火災保険を申請するときに焦らないためにも、申請の流れや用意する書類を知っておくことが大切です。
申請時によくある失敗例や実際にあったトラブルも紹介しますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

火災保険の申請はどのような手続き?

火災保険申請手続きは以下の手順で進めます。

  • 保険会社の窓口へ被害の連絡をする。
  • 修理業者へ連絡し、修理の見積もりを依頼する。
  • 書類を作成する。
  • 作成した書類を保険会社へ提出する。
  • 保険会社による調査が入る。
  • 保険金が入金される。

事故直後の被害状況を保険会社に伝える必要があるため、被害にあったときはできるだけ早く手続きを始めましょう。

大きな自然災害の場合は申請する人が多く保険会社が混み合います。保険金受取に時間がかかることもあるので注意が必要です。

火災保険の申請に必要な書類

  • 保険金請求書
  • 事故内容報告書
  • 修理の見積書
  • 被害を証明する写真

保険金請求書

保険会社に保険金を請求するための書類のことです。

事故内容報告書

被害のあった場所の状況を説明する書類です。いつ、どのような被害、損害があったのかを詳しく記載します。

修理の見積書

修理業者に依頼した見積書です。
修理の見積書は工事の金額だけでなく、修理の内容などできるだけくわしい見積書の作成をお願いしましょう。

被害を証明する写真

事故内容報告書に記載した物件の被害状況を証明する写真のことです。
状況が詳しくわかるように写真は数枚用意しましょう。書類の作成が終わったら保険会社へ提出します。
提出された書類をもとに、保険会社の調査が入り、保険金が入金されます。

火災保険申請時によくある失敗例トラブル例

火災保険の申請は複雑な手続きのため、失敗やトラブルがよくみられます。

ここでは火災保険申請時によくある失敗例や実際にあったトラブルをご紹介します。

よくある失敗例

  • 被害状況を証明できず補償の対象とされない。
  • 被害を見つけることができない。
  • 書類に不備があり保険金の支払いが遅れる。
  • 申請方法を間違えてしまい、保険金が支払われない。

火災保険の申請は契約者様ご本人が「被害を発見」し、「その被害の理屈を証明」する必要があります。
保険に関する知識が少ない契約者様ご本人が、保険のプロである保険会社を相手に被害状況を説明しなければならないため、理屈の証明ができず審査に落ちてしまうことも少なくありません。

また物件全体の被害をご自身で見つけなくてはならず、屋根の上や細かい被害を見つけられずに申請もれが出てしまうことも。
書類の数も多く、記載内容も複雑なため、不備や間違いがあり保険金の支払いがされない例もよくみられます。

トラブル例

  • 業者が火災保険の申請を「代行」する。
  • 火災保険を使って無料で修理できるといった契約を勧める。
  • 手数料と違約金の説明がないまま契約を進める。
  • 虚偽の請求をする。

火災保険の申請は契約者様ご本人が申請しなければならず、業者は申請の代行はできません。業者が火災保険申請を「代行」することは契約違反となるので注意しましょう。
「火災保険を使って無料で修理できる」といううたい文句で契約を勧めてくる業者もいます。
保険金は申請した金額が満額受け取れるとは限りません。必ず保険金を受け取ってから修理業者と契約を結ぶようにしましょう。

他にも契約時に手数料や違約金の説明をしないまま契約を勧める業者や実際はない被害を書類に記載して申請をしようとする業者もいます。

失敗やトラブルに遭わないようくれぐれも注意して申請するようにしましょう。

火災保険申請サポート

ご自身で申請するのが不安な方は「火災保険申請サポート」を利用してみるのはいかがでしょうか?

火災保険申請サポートを利用するメリット

  • しっかりとリサーチしてくれる。
  • 難しい書類作成もサポートしてもらえる。
  • 成功報酬のため、余計な費用がかからない。

火災保険は建物本体だけでなく、屋内や敷地内も対象です。

サポートを利用することで、建物全体を調べてくれるので、ご自身では見つけるのが難しい被害も、もれることなく請求ができます。必要書類の準備もサポートしてくれるため、「被害内容を詳しく理屈で説明している書類」を作成することが可能です。
ご契約様ご本人は作成された書類を保険会社に提出するだけなので、時間も労力もかけることなく済ませられます。

また、サポート業者は成功報酬のことが多いため、保険金を受け取れた場合のみ手数料を支払います。万が一、審査に落ちてしまい、保険金が受け取れなかった場合も余計な費用がかかることはありません。

まとめ

火災保険の申請手続きは時間をかけて準備をしても、審査に落ちてしまうことがある難しい手続きです。
申請サポートを利用して手続きをすることで、時間と労力をかけずに確実に申請ができます。

火災保険を申請する際は、効率よく申請し、保険金を受け取るためにも火災保険申請サポートの利用をおすすめします。

こちらのコラムでは、火災保険の請求の流れについてくわしく解説しています!