太陽光発電の仕組みとは? 発電方法や設置するメリットとデメリットを紹介します!

太陽光発電の仕組み

カーボンニュートラルやSDGsへの取組や電気料金の高騰によって、太陽光発電にさらに注目が集まっています。地球にやさしいエネルギーということは知っていても「設置するのにお金がかかりそう」「本当に元がとれるの?」「なんとなく大変そう」といったイメージが強いのではないでしょうか。初期費用もかかるので、設置するのには敷居が高いと誰もが感じていることと思います。

しかし、ソーラーパネルのことをきちんと知ると、設置費用が掛かる以上にたくさんのメリットを感じられるポイントがありますよ。

ここでは、そんなソーラーパネルについてや、設置するメリットデメリットについて紹介します。

ソーラーパネルってどんなもの?

ソーラーパネルといえば、おうちの屋根に黒いパネルが載っているのを見かけたことありますよね。
ソーラーパネルとは、太陽光発電を行うための設備のことです。
産業用の大型タイプから家庭用の小型タイプまで多くの種類があります。ソーラーパネルは、太陽光を利用して発電するための設備です。

ソーラーパネルはこのように発電しています。

ソーラーパネルに太陽光が当たると、どんな仕組みで発電しているのか不思議に感じますよね。
仕組みについて説明するには、化学の授業で見かけた単語が並んでしまうので、親しみがもてない印象だとは思いますが、できるだけわかりやすく解説します。
ソーラーパネルはシリコンなどの半導体でできています。半導体とは、電気をよく通す物質と全く電気を通さない物質のちょうど中間にあたる特徴を持つ物質です。この半導体に太陽の光が当たると光電効果によって電気が発生します。

「光電効果」ってどんなこと?と思われた方も 多いことでしょう。

光電効果とは、光が当たることによって物質から電子が飛び出る現象です。太陽電池ではプラスを帯びやすいP型半導体とマイナス電子を帯びやすいN型半導体の2種類の半導体を使っています。プラスとマイナスそれぞれの電荷を持った電子が集まることで太陽電池ができあがります。ソーラーパネルでは、この太陽電池を何個もつなげることで電流を集めることで発電しているのです。

ソーラーパネルを設置するメリットはたくさんあります

ご自宅にソーラーパネルを導入したらどんなメリットがあるのか気になりますよね。
メリットは大きく分けて3つあります。

①地球にやさしい暮らしを意識できます!

太陽光発電は二酸化炭素を発生させない発電方法です。温室効果ガス抑制にも効果があります。また、発電量や使用量がモニターでいつでも確認できるので節電への意識が高まります。

②電気料金を節約できます!

日中発電した電力は、そのままご自宅で使って電力会社から購入する電気を節約することができますし、使いきれずに余った分は電力会社に売ることもできます。蓄電池と呼ばれる大型の充電池ををいっしょに設置すると、余った電力を蓄えておけるので、夜間や早朝でもご自宅で発電した電力を効率的に使うことができます。

③災害時も安心です!

大きな災害や事故によって停電が起きることも増えてきています。太陽光発電システムがあれば、停電時でも日中電気を使うことができます。スマートフォンの充電や、テレビで情報収集をすることができると安心感があります。

ソーラーパネル設置によるデメリットも知っておきましょう

ソーラーパネルの導入を考えるなら、どんなデメリットがあるかもきちんとわかっておきたいですよね。
デメリットとして考えられるのはこのようなことです。

①設置費用が高額なこと

設置サイズによって開きはありますが、目安としては80万~200万円程度の費用がかかります。ただし、自治体の補助金が利用できる場合もあるので、負担を減らすこともできます。

②天候や設置場所によっては発電量が下がってしまうこと

高い建物などの影になっている部分や雨の日や曇りの日は発電量が下がってしまいます。
しかし、全く発電しないわけではありません。雨の日や曇りの日でも、夜のように真っ暗にはなりませんよね。
それは、雲に反射した「散乱光」が地上に届いているからです。この散乱光によって、ソーラーパネルは発電することができます。積雪地域では、雪に当たる反射光でも発電します。

③メンテナンス費用が掛かること

ソーラーパネルに汚れが付着すると発電量が低下してしまいます。屋根の上に設置している場合、地上から目視で点検することは難しいので、専門業者へ点検、清掃、洗浄を依頼することがおすすめです。

また、ソーラーパネル自体の保証期間は20年ですが、パワーコンディショナー(*)の耐用年数は10~15年なので、ソーラーパネル設置期間中に一度交換する必要があります。
また、撤去する時にも費用が掛かります。

*パワーコンディショナー・・・発電した電気を家庭内で使える交流電流に変換する装置

④設置後10年以降、余剰電力の買取価格が下がってしまうこと

FIT制度(固定価格買取制度)によって、設置から10年間は買取価格が決まっていますが、その後は大幅に値下がりしてしまいます。
しかし、ご自宅で使うことをメインと考えれば、節約効果は大きいです。

気になる方はhome tipで無料相談してください!

ソーラーパネルの発電の仕組みや設置する場合のメリットデメリットについて紹介しました。

「ソーラーパネルってどうなのかな?」「我が家にもつけることができるのかな?」と興味をお持ちの方は、home tipまでご相談ください。設置したあと長期間にわたって使用していくものなので、疑問点は早めに解決しましょう。コストパフォーマンスについての試算や信頼できる施工業者の紹介もできますよ。

安心してソーラーパネル導入の検討を進められるようお手伝いをさせていただきます。

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